2015年1月22日木曜日

【オランダ】現在から48時間先までをターゲットにしたオランダの注意報・警報

こんにちは。渡邉です。

このブログでは以前、イギリスの洪水予報の見せ方をご紹介しました(こちらです)。3日先まで、1日ごとにどこで洪水の危険性があるのか分かるような仕組みでした。

今日はオランダの注意報・警報の話題です。見せ方とすると、イギリスの洪水予報のような方法をとっています。

本題に触れる前にまず、オランダの気象庁(KNMI)が発表する気象に関する注意報・警報について簡単に触れてみたいと思います。オランダの場合、注意・警戒情報は「発表なし」を含めて4段階に分かれています。4段階とは以下のとおりです。

オランダの注意報・警報の種類










すぐ下に地図を引用しますが、カラー表示の場合、緑色は発表なし、黄色はシビアな現象に対する注意を意味しており、天候の影響を受けやすい活動に対して注意が呼びかけれます。一方、オレンジ色は極端な気象現象に対しての警戒が呼びかけられるもので、日本でいう注意報に相当すると考えられます。赤は気象警報に相当するものといった形です。

こうした情報は、この先3日間の曜日ごとに発表されます。

木曜日(左)、金曜日(中)、土曜日(右)の
注意報・警報等の発表状況*1













上の図を見ると、この先土曜日が黄色で、全国的にシビアな現象が予測されていることが分かります。「?」マークをクリックすると以下のようにマークの意味とそれぞれの基準が出てきます。

注意報・警報の意味と基準の例
















雪マークの黄色ということで、今週末の土曜日は1時間に時間0~3センチの雪が見込まれています。ちなみにオレンジ色の基準と赤色の基準が全く同じなので、どちらの情報を発表するかという運用をどう行っているのかが気になるところではあります。

さて、話を元に戻すと、先ほど紹介した3日間の状況の下には以下のような補足情報がついています。ここにはそれぞれの地域で起こり得る可能性があることと(下の例ではスリップに注意とあります)、影響を受ける時間帯が文字情報とグラフ情報で表示されます。

影響内容と影響が予測される時間帯の表示























オランダの気象庁のHP(こちらです)はオーストラリアの気象庁のページ(BOM)に比べるとかなり素っ気ない作りである印象を受けますが、いつ・どこで・何が起こり得るかという基本的な情報がコンパクトにまとめられていて、これはこれで使いやすいのではないでしょうか。

(出典)
*1:
http://www.knmi.nl/waarschuwingen_en_verwachtingen/regio.php?pr=DR