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5月, 2015の投稿を表示しています

【コラム】空港予報を使って台風の風のピークを読む方法

こんにちは。渡邉です。

台風や発達した低気圧等による強風・暴風のピークを知る方法の1つに航空機用に発表される飛行場の予報が便利です。TAF(タフ)と呼ばれる「運航用飛行場予報気象通報式」のことです。
TAF自体は以下のように少し暗号じみています。 【那覇空港のTAFの例】
TAF AMD ROAH 111940Z 1119/1224 16025KT 6000 SHRA SCT008 BKN015
 TEMPO 1119/1121 16030G45KT 1500 +TSRA FEW005 BKN008 BKN015 SCT020CB
 BECMG 1121/1122 19035KT
 TEMPO 1121/1124 19045G60KT 1500 +TSRA FEW005 BKN008 BKN015 SCT020CB
 BECMG 1123/1201 31015KT NSW
 BECMG 1212/1215 05006KT これを見ると現在接近している台風6号の風のピーク時間帯や風速・風向などが分かるのですが、一般的には上記の電文はなじみがありません。そこで役に立つのがこちらのサイトです。
















このサイトで例えば那覇空港を選ぶと、実況を示す情報であるMetar(メター)(左側)と予測を示すTAF(右側)の電文(冒頭のような暗号じみた文)が翻訳されたものを見ることができます。























TAFの便利なところは以下の点です。

強風や暴風が吹く時間帯が詳しく分かる風速や瞬間風速を通じて風のレベルが分かる嵐が終わる時間帯が分かる
那覇空港の上記の例でみれば、Metarに示された現状の南西 16m/s 瞬間風速22m/sという風よりも強い風(南 23m/s 瞬間風速 31m/s)が12日9時にかけて一時的に予測されています。

風速と体感的な状況や懸念される被害との関連性は以下の気象庁の表を見ると分かりやすいです。

















TAFはすべての空港で発表される訳ではありませんが、飛行場がある地方の風のピークを大まかに知る情報源として有益な情報だと思いますのでぜひご覧ください。台風用途として使うだけではなく、最初に述べたとおり、発達した低気圧などによる強風・暴風時にも有効です。

【コラム】台風の際に押さえたい「地方気象情報」や「府県気象情報」

こんにちは。渡邉です。

台風6号の風に関する情報提供で沖縄気象台が発表している情報がわかりやすいのでご紹介したいと思います。以下の資料の出典はこちらです。





















分かりやすいと思われる点:

風の影響の出始めや風のピーク、台風最接近が1つの表にまとめられていて判断しやすい風向や風速、最大瞬間風速までまとめられているので多くの資料を別々に見る必要がない暴風警報の発表予定時間帯も言及されているので行政等も事前に対策を立てやすい暴風警報や強風注意報の発表状況が分かる次の情報がいつ出されるかが分かる 情報の有効期限が「発表時刻からおおむね3時間」であると明記してあるのもこの資料のポイントの1つです。以前、賞味期限が切れたような情報がYahooのトップニュースに流れることがあるという記事を書きましたが(こちらです)、刻一刻と変わっていく状況を反映していない気象情報は有益ではないため、気象情報の有効期限の言及は非常に重要だと思います。

なお、以下のルートで本情報は入手できます。

1.まずは気象庁HPの「防災情報」(こちら)から「気象情報」を開きます。



2.地方のところから「沖縄」を選びます。



3.さらに「府県」のところから「沖縄本島地方」を選びます。

4.その中の1つのファイルが今回紹介したものです。




















気象庁のホームページではなく、沖縄気象台のページ(こちらです)からもアクセスできます。

(ア)「台風関連の情報」を開きます











(イ)「各地方の情報」を見ます。例として「沖縄本島地方」を選びます。




(ウ)右側に開いた情報が沖縄本島に関する情報なのでそこからファイルを開きます












今回の記事は沖縄気象台の発表情報を例にしました。

このブログでも何度か繰り返し述べていますが、「地方気象情報」や「府県気象情報」といった「気象情報」には詳細でかつ分かりやすい解説や今後の予測情報が含まれていることがありますので台風や大雨の際にはご覧になられるとよいと思います。