こんにちは。渡邉です。 ニューヨーク市でハリケーン・サンディーの際に強制避難命令が発令されましたが、発令者の市長からどのようなメッセージが伝えられたのかを今日は俯瞰してみたいと思います(前回の ブログ の続きです)。 結論から先に言えば、気象予測や被害の予測を基に強制避難命令を発令したことや、避難に際しての関連情報が網羅されています。 では、メッセージの中で語られていることを詳しく見ていきます。英文の出典はニューヨーク市のHPです(リンクは こちら です)。引用に当たり、今回のトピックにあまり関係のない冒頭の一部は省略しています。 ■前日の高潮予測からの変化 満潮とハリケーンの風により低い土地での高潮発生が約12時間ごとに予測されているということを伝えた後で、前日の時点での予測よりも浸水エリアが拡大しそうなことを伝えています。また、高潮のピークや被害が発生し始めるタイミングも述べられています。 “The surge, particularly at high tides – and there’s a high tide roughly every 12 hours, so tomorrow morning – tonight, tomorrow morning, tomorrow night, the next morning – that’s when the tide is in, and if the wind is going in the right direction, it brings an enormous amount of water in and can flood lower-lying areas, and so that’s what we’re talking about. And what they said is the surge will be a few feet more than what they predicted yesterday. They now are talking about a surge from six to 11 feet. The gale-force winds are going start late this afternoon and growing ove