こんにちは。渡邉です。 気象情報の利用特集(これまでの記事は こちら です)はこの先、雨量をテーマとしていきます。 多少間が空いてしまったので、前回の記事( こちら です)からのつながりが悪いかもしれませんが、今日は新しいテーマの導入として雨量計の話を中心にまとめてみたいと思います。 ---------------------------- ■アメダスによる雨量観測網 さて、日本の気象庁ではアメダスのシステムで全国約1,300か所の雨量を観測しています。日本全域の尺度で見ると細かく網羅されているように見えますが(以下の図を参照)、実際は約17キロ四方に1つという割合であるので局地的な大雨をとらえきれない場合もあります(後に紹介する国土交通省防災情報提供センターの方が気象庁だけではなく自治体などの雨量計情報も一元的に見ることができるため、よりきめ細かく雨量を調べることができます)。 気象庁の観測網(気象庁ホームページより)*1 観測には次のような雨量計が使われています。雨が雨量計の中に入ると、中の転倒ますがカチコチ動いて雨量を計測します(シーソー状で、0.5ミリで1回カチッと動きます)*2。 気象庁ホームページより*2 このような雨量計で計測されたデータは気象庁に集約され、以下のページなどで公開されています。カッコ内はそれぞれのページ上で見ることができる雨量の時間的な単位です。 ▼気象庁HP アメダス(全国)・雨量( 1時間雨量 ) http://www.jma.go.jp/jp/amedas/000.html?elementCode=0 ▼気象庁HP 高解像度降水ナウキャスト( 10分雨量 ) http://www.jma.go.jp/jp/highresorad/ ▼国土交通省防災情報提供センター( 10分、1時間、3時間、24時間雨量 ) http://www.jma.go.jp/jp/contents/ 同じ雨量計データといっても、ご覧になるサイトによって10分間雨量であったり1時間雨量であったり、あるいは3時間雨量、24時間雨量であったりと違いがあることが分かります。 ...