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オンライン防災セミナー


※オンライン防災セミナーに関するご相談やご依頼等はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。講師謝金の目安は1.5時間程度のプログラムで6万円〜です(企画案の作成や資料作成、事前の打ち合わせを含む)。

オンライン防災セミナーの特徴
・セミナーの中では、地域の災害特性を踏まえた上で、災害対応に役立つ防災気象情報の使い方や注意点などをお伝えします。
・セミナー実施後に1つでも2つでも受講者の行動が変わるよう、具体的かつ実践的な知識をお伝えしています。
・セミナーはレクチャー型から双方向型までご希望に応じてお選びいただけます。
・企画のご相談からセミナーの実施まで約2ヶ月程度を頂戴しています。その間に内容に関する事前の打ち合わせや、必要に応じて事前のリハーサルを行います。
・参加者の募集やzoomの設定、zoomミーティングへの招待などの事務的な面は主催者の方にお願いをしております。
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これまでに実施した気象情報の利用に関するオンラインセミナーの例
■企業の防災担当者向けセミナー(2020年7月開催)
<セミナータイトル>
台風や豪雨に対する避難行動を従業員に促す際の注意点 
―国が進める「避難行動判定フロー」を事例としてー 

<主催者様>
危機管理とBCPの専門メディア「リスク対策.com」様
同媒体の「危機管理担当者向け風水害レベルアップセミナー」の講師として参加

<概要>
従業員の避難行動推進のケーススタディーとして国が積極的に展開する「避難行動判定フロー」を取り上げ、従業員の安全確保を呼びかける際に配慮しなければならない注意点やポイントを解説

<セミナーでお話しした内容のレベル>
難易度:★★☆
危機管理の実務者としてご経験がある方を念頭においたレベル

<参加者>
大企業や中小企業の実務者等30名程度

<受講費>
参加者一人につき8,000円

<お話しした内容>
・避難行動判定フローの基礎的な枠組み
・避難行動判定フロー作成に至った近年の動き
・避難行動判定フローの3段階のフレーム
・それぞれの段階ごとに、避難行動判定フローの中で参考とすべきとされている情報
・避難行動判定フローの課題点・注意点 
(1)災害分析が一部に限られる恐れ
(2)災害による影響分析が弱い
(3)避難に必要なリードタイムの分析が弱い
(4)レベル3や4などの情報がタイムリーに発令されるとは限らない
(5)防災情報や気象情報の紹介・説明の箇所が説明不足
・従業員へ伝えておきたい視点やポイント
・避難行動判定フローの良い点・追加が必要な点
・災害時の行動と手がかりや情報を合わせたようなシート案の提示

<その他>
・受講者の方が防災関係の知識がある方であったため、一般的な内容ではなく問題提起型の構成を採用
・zoomを利用し、1時間程度のレクチャーとその後20分程度の質疑応答を実施
・質疑応答の時間中にzoomのチャット機能で寄せられた参加者からの質問に回答
・使用した資料はパワーポイントで表紙を含めて72枚。参加者には事後に事務局より送付

■自治体主催の住民向け防災講座(2020年9月開催)
<セミナータイトル>
防災基礎講座「気象災害から身を守るために〜気象情報の活用術〜」

<主催者様>
東京都港区防災課様
同区が実施する防災基礎講座の講師として参加

<概要>
港区にとって多すぎる雨はどの程度のことを指すのか、過去の災害例やハザードマップの想定雨量などを利用して解説。それぞれの場所の災害リスクの調べ方や、大雨が降る時の情報の集め方、読み解き方についても詳細な例をあげてお伝えした。

<セミナーでお話しした内容のレベル>
難易度:★☆☆
防災対策や危機管理に従事されていない一般の方でもすぐに分かるレベル

<参加者>
一般の区民の方など58名が参加

<受講費>
無料

<お話しした内容>
1. 港区にとっての大雨とは?
(1)多すぎる量の雨が災害を引き起こす
(2)地域によって多すぎる量は異なる
(3)港区にとっての大雨を調べるための手がかり
 - 過去に災害が起こった時の雨量(区のハザードマップで取り上げられていた過去の災害事例をもとに、当時の雨量や雨雲の様子、水位の上昇具合などを解説)
 - ハザードマップで想定に利用されている雨量
 - これまでに観測された記録的な雨量
2. 災害の「影響」を把握した上での防災対策の必要性
(1)水が溢れるとどのような影響を受けるのか?
(2)避難の考え方
(3)家屋倒壊等氾濫想定区域の調べ方
(4)地盤の高さや想定される浸水継続時間の調べ方
(5)土砂災害の危険性がある地域の調べ方
3. 情報のより良い使い方
(1)見通しを伝える情報を使う
 - 大雨の可能性を伝える情報や表現
 - 記録的短時間大雨情報利用時の注意点
 - 注意報や警報という情報の意味と見方
 - 土砂災害や内水氾濫の際に発表される危険度分布など意味
 - 指定河川洪水予報で特に気をつけたい情報
(2)リアルタイムの情報も使う
 - 危険な雨の降り方がレーダーでどう現れるかの解説
 - 台風本体の雨雲がかかった時のレーダーの様子
 - 雨量や水位もチェックすることの重要性
(3)数字で伝えられた情報からは影響を見極める
 - 雨量や風速の予測を見た際には、どのような影響が出るかを考える

<その他>
・区の方で会場を2箇所準備。オンライン参加が難しい方への対応が行われた
・zoomを利用し、1時間程度のレクチャーとその後30分程度の質疑応答を実施
・資料については実施の1週間前に納入し、区のチェックを受けた後、事前に参加者に配布された。区の会場では当日の配布資料として印刷版が配布された
・港区で整備された治水事業に関する質問なども相次ぎ、会場やオンライン上で活発な質疑応答が行われた
・参加者の方からは、具体的なイメージがわかる内容だったということで好評を得た

■気象情報の使い方をテーマに演習を取り入れた講座。企業等の危機管理担当者向け(2020年10月開催)
<セミナータイトル>
気象情報活用レベルアップセミナー
-気象情報から具体的な影響を先読みできるようにする-

<主催者様>
危機管理とBCPの専門メディア「リスク対策.com」様

<概要>
気象情報の中で使われる「閾値(しきいち)」という考え方を紹介しながら、それぞれの地域ごとにどの程度の雨量からが「大雨」に当たるのかの調べ方をレクチャー。セミナーの中では東京都内の自治体を例に災害分析を行う演習も実施。セミナー後半には台風などの際に発表される気象情報やその使い方について網羅した。

<セミナーでお話しした内容のレベル>
難易度:★★☆
危機管理の実務者としてある程度経験のある方向けの内容

<参加者>
企業の危機管理担当者等20名程度

<受講費>
8,000円

<お話しした内容>
1. 雨量を理解するポイント
 - 気象情報の中で使われる「閾値」
 - 場所によって異なる「閾値」
 - 「閾値」を知っておくメリット
2. 地域の「閾値」の調べ方
 - どんな時に何が起こったかを示すもの
 - どんな時に何が起こるかを示すもの
 -「これ以上の雨は無理」を示すもの
 - これまでにない状態を示すもの
3. 「閾値」検討の演習と解説
 - 東京都内の自治体を例に災害時の雨量や河川・下水道などが対応できる雨量をまとめる演習を実施
 - 各自の作業用の時間として20分取り、その後解説を行なった 
4. 台風などの際に発表される各種情報の見方・使い方
 - 防災タイムラインや情報取得の方法に関する問題点
 - 先のことを示す中長期の予報と今まで目先のことを示す短期の予報の違い
 - 気象情報の特徴を踏まえた使い方
 - 台風などの際に早い段階で伝えられる予報について
 - 数時間先のことから目先のことに関する情報について

<その他>
・zoomを利用し、演習を含めて2時間程度のセミナーを実施した
・資料と演習課題のセットは前日に事務局から送付した

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オンライン防災セミナーをお考えですか?
オンライン防災セミナーに関するご相談やご依頼等はこちらのフォームからお気軽にお問い合わせください。ご要望や地域の特性、ご希望のレベル(一般の方向け・危機管理を担当されている方向け等)などに応じて様々なプログラムを作成しています。