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(コラム)国土交通省防災情報提供センターの雨量情報を見る利点 その1(細かく分かる)

こんにちは。渡邉です。

この回の特集記事(こちらです)で気象庁アメダスとアメダス以外の雨量情報サイト(国土交通省防災情報提供センターなど)を紹介しました。

雨量情報を見るのであれば、防災情報提供センターのサイトは3つの意味で充実しています。今日はまずそのうちの1つ目、「とにかく細かくみられる」という点の紹介です。

論より証拠ということで、まずはこちらが関東周辺に設置されたアメダスの雨量計ネットワークです。雨が降っていない時のデータなので、「0」は0ミリのことです。アメダスのネットワークを見ると全体にまんべんなく配置されているとはいえ、所々で雨量を捕捉できない地域があることが分かります。

アメダスの雨量計ネットワーク(気象庁ホームページより)





















では、国土交通省の防災情報提供センターで関東地方を見てみましょう。四角で囲まれているのが雨量計の雨量情報です。

防災情報提供センター リアルタイム雨量
















まさに見たとおりですが、防災情報提供センターのサイトの方が雨量計の量が圧倒的に多いです。これは、気象庁、国土交通省水管理・国土保全局・道路局、自治体の雨量計データが統合されて表示されるシステムのためです。

雨の降り方が局地的である場合はこの規模のネットワークでもうまく雨量を実測できないこともありますが、雨量情報を得るためにまずは見に行くサイトとして防災情報提供センターのウェブサイトは非常に有益ですので是非ご利用ください。