2015年2月4日水曜日

【コラム】災害の可能性をキャッチする「気象情報利用力」を高めよう

こんにちは。渡邉です。

100回目の記事は、「気象情報利用力」についてです。

これは私の造語です。

「気象情報利用力」は、「インターネット上などで手にすることができる気象情報などから、自分や自分の地域にとっての危険性を見抜く力」です。

大きな気象災害が起こると、災害情報の高度化や情報伝達手段の改善などに焦点が当たりますが、「気象情報利用力」は残念ながらあまり注目されていません。

しかし、私自身はこの「気象情報利用力」は気象防災の要であると考えています。

仮にこの力がないと、最新の気象情報を見ても次のような結果となる懸念があります。

気象情報利用力がないと?












例えば、異常な降雨によって災害の危険性が増していて、気象レーダーや雨量計のデータがそれを裏づけているのにその異常性に気づくことができず、そのまま何もできず被災するという恐れがある訳です。

一方、気象レーダーや雨量計のデータから災害の可能性を読み解くことができるようになれば、違ったシナリオが描けます。

気象情報利用力があると?












「物事はそんなに単純じゃないよ、渡邉くん。」という声もあるかもしれませんが、そうだとしても、「気象情報利用力」があれば、気象情報がうまく利用できないよりはましな状況になると信じています。

気象災害は増えていますが、同時に、利用が可能な気象情報も整備が進んでいます。後はまさにそうした情報を使う「人」の問題の方が実は大きいのではないでしょうか。