2015年2月20日金曜日

【オーストラリア】気象愛好団体やブリスベン市の災害時の情報発信をリアルタイムで見て学ぶ

こんにちは。渡邉です。

現在、オーストラリアのクイーンズランド州にカテゴリー5(オーストラリアの基準で最大レベル。詳しくはオーストラリア気象庁(BOM)のこちらのページをご覧ください)のサイクロンが接近しています。ソーシャルメディアや自治体のHPなどが災害情報を発信していますので、ご関心のある方はリアルタイムでご覧になられるとよいかと思い何点か紹介いたします。

John's Weather Channel 
災害時における気象オタクの社会的役割」という記事でオーストラリアの気象マニアの情報発信力を指摘しましたが、彼らは今回も重要な役割を果たしています。気象的に専門的な話題やゆるい話題(例えばカテゴリーごとの風の強さを示す以下の写真)を織り交ぜながらサイクロン情報を伝えています。

サイクロンのカテゴリーごとに
風の強さがどう異なるかを示したもの
























South Brisbane Storms
彼らはクイーンズランド州の州都ブリスベンに本拠地を置く気象マニアの団体です。彼らも気象モデル等の結果を解説している他、BOMが出すサイクロン情報を掲載しています。また、彼らが発信する情報は様々な面をカバーしており、例えばクイーンズランド州のBOMの責任者が行った記者会見の内容(カテゴリー5になる見込みであるという発言)を速報として紹介しています(下の投稿がそれに該当します。この記事に対するフェイスブック上での「いいね」は閲覧時点で547件、コメント数は279件、シェア数は1,076件です)。

カテゴリー5になる可能性があることを伝えた投稿








■BOMのツイッターアカウント
BOMのツイッターアカウントは8州と全国版の合計9つありますが、クイーンランド州BOMのアカウント(こちらです)は先行して導入されていました(詳しくはこの回にまとめました)。最近運用が開始されたばかりの全国版のBOMツイッターアカウント(こちらです)にとっては人口集積地に影響するサイクロンという意味では今回が初のケースです。どのような情報が発信されるかという面に注目しています。

ブリスベン市のホームページ
このブログではこれまで何度かブリスベン市の災害対応の優れた点を紹介してきました(関連記事はこちらです)。ブリスベン市のHPでどのような情報が発表されるかに着目していくと災害時のコミュニケーションのあり方を考える上で非常に参考になると思います。

トップページには、高潮の予想、災害への備え方、
土嚢の配布に関する情報などが掲載されています













土嚢のページ(Sandbags)を開くと動画へのリンクが掲載されています。動画を見ることで土嚢の具体的な設置の仕方が確認できます(動画の最初にメッセージを伝えているのは市長です)。



ブリスベンの動きについては今後もレポートをしていきたいと思います。