2014年11月2日日曜日

【日本】米軍の台風予想を見る時に注意する"Z"

渡邉です。こんにちは。

今日は台風関連の情報の見方をご紹介したいと思います。

台風情報は日本の気象庁以外にも、米軍のものがインターネット上で
無料公開されているのでご覧になっている方も多いと思います。

米軍の中のJoint Typhoon Warning Center (JTWC)という機関のサイトはこちらです。
http://www.usno.navy.mil/JTWC/

このサイトを開き、"TC Warning Graphic"をクリックすると台風の進路予想図が現れます。

台風情報が複数ある時は、台風のアジア名を気象庁の
台風情報サイト(こちら)で確認してそれを手がかりに選びます。
ちなみに、アジア名は台風○号の後の括弧の中に書かれています。

ただ、これをやるとひと手間増えるので、単純にサイト内検索で
"TC Warning Graphic"をピックアップして、
該当したものを片っ端から見た方が速いし楽かもしれません。

さて、ここからは米軍の進路予想図に関するクイズをしてみたいと思います。

下の図は、2014年台風18号の気象庁と米軍の進路予想図です。
これを見てみると、両者とも大体同じコースを予測していることが分かりますね。

「台風経路図」(気象庁ホームページより)

米軍の進路予想図




































では問題です。紀伊半島や東海地方に台風が接近する時間を見てください。

どちらが正解でしょうか?ヒントはこのブログのタイトルです。

1.気象庁は6日06時、米軍は5日18時とあるので、米軍の方が早く影響すると見込んでいる。
2.両者の予測はだいたい同じ。

この問題、沖縄に住む知人から、「気象庁と米軍の予想時間が全然違うのはなぜ?」と
メールを頂いたことがきかっけで思いつきました。

正解は・・・「2」です。

米軍の時間表記を見ると、05/18の後に"Z"がついていますね。
これがミソでして、ZはUTC(世界協定時)を示します。

日本は世界協定時から+9時間なので、05/18Zとは、6日の午前3時のことです。

米軍の予想では、和歌山県潮岬付近に6日午前3時、
気象庁は、東海地方に6日午前6時を予測しています。

だいたい、同じですね。関東を抜けて太平洋に進んでいく時間も概ね同じです。

気象関連の情報では、

  1. 現地の時間ではなくUTCで表記されることがあること
  2. ZがUTCを示すこと

の2点を覚えておくと、海外のサイトを利用して情報収集を行う際等に
解釈ミスが起こらないと思います。