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2014年12月16日火曜日

【日本/大雪】警報や注意報の発表を知ったら予測が書かれた「本文」を見よう

こんにちは。渡邉です。

特集記事の途中ですが、急発達した低気圧の影響で各地で警報・注意報が発表されていますので、それらの情報の使い方を今日はご紹介したいと思います。

警報や注意報が社会の中でどのように伝えられているかを見ると、何が発表されているかという「発表状況」の方に重きが置かれている反面、それらの情報を発表することによって気象庁が伝えようとしている「予報」が実はおろそかにされていることが分かります。

例えばYahoo!JAPANの天気・災害情報からたどることができる警報・注意報の発表状況ページ(こちらです)を見ると、市町村単位で警報・注意報発表状況がまとめられているわけですが、発表状況だけしか確認できないので、警報・注意報と密接なかかわりを持つはずの「予測」がまったく扱われていません。この例に限らず、警報・注意報の発表状況に特化した情報発信の仕方はテレビの気象情報などでも見受けられます。

Yahoo!JAPAN 天気・災害情報の中の警報・注意報情報




















警報や注意報は発表状況の把握に加えて、どのような影響がいつごろ地域に見込まれるかという「予報」まで踏み込んで確認することが必要です。何らかの手段で注意報・警報の発表に気がついたら、それらの情報発表の背景にある「予報」を把握するため、気象庁のウェブサイトなどを利用して警報・注意報の発表文を確認するとよいでしょう。ご参考までに、気象庁のサイトを利用して警報・注意報が伝えようとしている予測情報を把握する方法は次のとおりです。

1.気象庁のホームページ(http://www.jma.go.jp/jma/index.html)にアクセスして「気象警報・注意報」のページを開きます。
気象警報・注意報 (気象庁ホームページより)























2.お住まいの地域をクリックして市町村単位まで拡大します。
地域ごとの気象警報・注意報発表状況
(気象庁ホームページより)























3.さらに、上記の表の中から該当する市町村名をクリックします。これで警報・注意報の発表文が見られます。ここには市町村に特化した予測と危険情報が記載されています。
気象警報・注意報の本文(稚内市の例)
(気象庁ホームページより)
























ただ単に警報や注意報が発表されたという事実だけではなく、発表文を確認することで、いつごろからいつごろまで警戒が必要かという情報、ピークの状況、備えが必要な災害の種類なども把握することができます。

今回の暴風雪をはじめ、台風や集中豪雨の時など、警報・注意報の発表状況の確認だけではなく、上記の方法で本文をチェックして防災対策に活かしていただければと思います。