2015年3月26日木曜日

【世界】オーストリアでは「○年に1回の大雨」に関する情報がウェブで簡単に入手できます

こんにちは。渡邉です。

今日から何回か、ヨーロッパ各国のハザードマップや気象データを網羅した地図を見ていきたいと思います。

ちなみに、ただの地図ではなく、ウェブ上のシステムで情報を引き出していくというインタラクションができるものを紹介していきます(各国のインタラクティブなマップのリスト自体はこちらの報告書(p.31)にあります)。なお、「これは便利かもしれない」というのが私の説明のポイントです。


第1弾となる今日はオーストリアです。
Austria: Hochwasser Risikozonierung Austria HORA (http://www.wassernet.at/)

オーストリアの上記のマップからは、「○年に1回の雨」という情報を簡単に見ることができます。

オーストリアの洪水や過去の降水等の情報マップ(こちらです)
















オーストラリア(豪州)の場合は緯度経度を入力して○年に1度の雨を知るというシステムでしたが(詳しくはこちらの回のブログです)、こちらオーストリア(墺)の場合は赤い点々(グリッド)ごとにデータがまとまっています。

赤の点を選択してPDFを見ていくと次のような情報が入手できます(ある地点の例(PDF)はこちらです)。表の縦軸は時間、横軸は○年に1度の「○」にあたる年、表中の数字は雨量で単位はミリです。計算手法によって導き出される数値が異なるので各条件で3パターンずつ挙げられています。

ある地点の○年に1回の雨量















データがこのような形で簡単に手に入ると、たとえオーストリアに行ったことがなくても現地の「大雨」はどの程度のレベルを指すのかなどが定量的に分かるので便利です。